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親知らずの治療と重要性

親知らずの治療と重要性
・親知らずとは
第三大臼歯・智歯などとも呼ばれ、前から数えて8番目に生える歯のことを指します。生える時期は、10代後半から20代前半が多く上下4本全て生える方もいれば、親知らず自体が無い方もいます。
・治療の重要性
親知らずは、しっかり歯が萌出することも少なく7番目の歯に引っかかり半分しか生えてこない・歯茎が腫れて汚れが溜まることもしばしばあります。放置しておいても他の歯の様には綺麗に生えてこないので、定期健診などで経過をチェックしながら治療方針を決めていきましょう。
親知らずに押されて、歯並びが悪くなる、噛み合わせに違和感を覚えることもあります。
特に妊娠する予定がある方は、妊娠によって歯茎が腫れやすくなるため痛みが出ることもあります。
妊娠中のため治療ができないこともあるので、早めの治療をおすすめします。

・治療の方法
〇スケーリング:歯茎の周りの歯石やプラークを超音波の機械で除去して歯茎が腫れるのを防ぎながら萌出するのを待ちます。
〇抗生物質:セルフケアやプロフェッショナルケアでも改善されない場合は、歯茎の中に直接薬を注入したり、飲み薬で炎症を改善します。
〇抜歯:まっすぐ萌出しないで、痛みや腫れを繰り返す場合は親知らずを抜く方が良いです。しかし、上下がしっかり噛み合うように萌出した場合は治療は不要です。
状態によって治療方法が変わるので、自己判断せずに親知らずが生えたら歯医者でチェックしてもらいましょう。
〇ブラッシング指導:すぐに治療の必要がない状態の方もいらっしゃいますが、毎日のお手入れは必要です。一番奥の歯で歯ブラシが届きにくいため正しい歯ブラシの当て方など、お一人お一人に合ったブラッシング方法を指導します。

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