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歯周病における身体的影響とは?

歯周病は主に歯を失う原因として知られていますが、近年の研究で歯周病はお口の中だけでなく、さまざまな弊害を引き起こす原因になることが解明され、健康的な生活を送るために、歯周病ケアをする事の重要性が高くなってきています。

お口の中の炎症だけに限定せず、歯の周りに増えた何億もの細菌が炎症を起こす物質を生み出すところが歯周病の怖さです。

これらの物質、あるいは一部の細菌は、歯肉の上皮組織の破壊を引き起こし、血管内に進入します。その細菌が血流にのり、全身にまわって各臓器に定着すると、何らかの全身疾患が引き起こされる場合があります。

健康であれば問題ありませんが、何らかの疾患を持っている方や高齢者の方、ストレスや疲労などで抵抗力が低くなっている場合は定着してしまう事があり、今以上の重篤な疾患につながることがあるようです。

 

【歯周病と関連のある全身疾患(一部)】

1.心臓に関連する疾患

      細菌性心内膜炎・狭心症・心筋梗塞

2.脳梗塞・認知症

3.糖尿病

4.肝機能障害

5.アルツハイマー

6.骨粗鬆症

7.妊娠トラブル

      早産・低体重出産

 

普段から歯の周りの細菌を取り除く事。いわゆるプラークコントロールが健康的な生活を送る為に、大切なことになってきます。たかが歯周病と考えず、口腔の健康は全身の健康につながることを理解しましょう。

氷川台歯科クリニックでは各々の患者さんに合ったプラークコントロールの指導や定期的な検診をすることで お口の中の清潔を保つお手伝いをしておりますので、スタッフまでお声かけください。

 

 

参考

日本臨床歯周病学会 歯周病について

https://www.jacp.net/perio/effect/

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