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妊婦期におけるお口の管理について

今回は妊娠時のお口の管理についてお話ししていきます。

妊娠中は様々なトラブルに悩まされますが、中でも歯磨きができないなど生活に支障をきたすこともあります。そこで、妊娠中でも無理のないお口の管理をご紹介します。 

・妊娠中のお口のトラブル 

妊娠中は、ホルモンの変化によって口腔内細菌が増加し歯茎が腫れやすくなり、出血が多くなります。また、胃酸が逆流しやすい、つわりが原因で口の中の酸性度が上がるためネバネバする傾向にあります。
放置しておくと、妊娠性歯周炎や歯周病が進行することもあり早産や低体重のリスクが高まります。 

そのため、妊娠中のデンタルケアは重要ということが分かります。 

・デンタルケアの方法 

1、歯磨き粉をつけない 

歯磨き粉をつけることで、つわりを促進してしまう場合は歯ブラシのみで磨きましょう。正しい歯ブラシケアをしていれば歯磨き粉は必要ではありませんので安心してください。 

2、食後30分は避けて、体調が落ち着いてから磨く 

食後30分は、口の中が酸性に傾いているため歯磨きをすることには向いていません。無理にすぐに歯磨きをせず、体調の良いときに長め(5分以上)に丁寧に磨きましょう。
可能でしたら、歯磨きまでにブクブクうがいをして大まかに汚れを落としておきましょう。

3、清掃器具を見直す 

妊娠前の歯ブラシの大きさよりも毛先の部分(ヘッド)が小さいものを選択することで、異物感が抑えられます。子供用歯ブラシを使用するのもおすすめです。それでも困難な時は、デンタルフロスや歯間ブラシ、歯磨きシートやデンタルリンスを使用して乗り越えましょう。 

体調や時期を考えて歯医者を受診することもおすすめします。 

 

氷川台歯科クリニックでは、練馬区の無料妊婦歯科検診を受け付けています。お口の状態を拝見し、治療や清掃について提案をしております。まずは、お電話にて受診のご予約をお取りください。

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