ドライマウスの原因と対処法
ドライマウスとは、一時的な口渇ではなく数カ月に渡り口渇が続くことを指します。
症状は、口やのどが渇く、味を感じにくい、口の中がネバネバする、口の中に痛みを感じる、パサつく食べ物が呑み込めないなどが挙げられます。
原因は?
①普段からやわらかい物を好んで食べる
口が渇くということは、唾液が少ないとも言い換えることができます。幼い頃に「食べ物をよく噛んで食べましょう。」と言われたことがないでしょうか?唾液腺が刺激されて唾液が出るのを促進するためです。普段から食感が無い物ばかり食べていると唾液量が減ってしまいます。
②ストレス
唾液は、副交感神経が優位になったとき(リラックスした状態)にサラサラとした唾液が分泌されやすいのが特徴です。緊張やストレスを感じる環境で過ごしていると、交感神経が優位になりネバネバとした唾液が分泌されやすくなります。
③アルコールの飲みすぎ
アルコールを摂取すると、利尿作用が働き体の水分バランスが崩れてドライマウスを引き起こします。
④加齢
唾液腺は女性ホルモンの影響を受けやすく、加齢により分泌量が減ります。また、年齢と共に口周りの筋力が落ちることで、唾液の分泌が減ってしまうこともあります。
⑤口呼吸
鼻などに持病や前歯が出ているため口が閉じられないなどの理由でドライマウスになります。
今すぐできる対処法は?
水を持ち歩く、ガムや飴を食べて唾液腺を刺激する、唾液腺マッサージを行う、歯医者を受診し原因を突き止めることで改善されます。
氷川台歯科クリニックでは、ドライマウスを改善する指導や紹介を行っています。気になることがありましたらスタッフまでお声かけ下さい。