子供の矯正適応年齢
- 永久歯が生え始める年齢(6~7歳): 歯列矯正治療は、永久歯が生え始める頃から始めることが一般的です。この時期には、歯並びに関する問題が顕在化し始め、早期に治療を開始することで将来的な問題を予防することができます。
- 永久歯がすべて生えそろう前の年齢(10~12歳): 永久歯が生えそろう前後のこの時期には、歯並びや顎の成長の問題が明らかになります。この時期に治療を開始することで、将来的な矯正治療の必要性を減らすことができます。
- 思春期(10代前半から中盤): 思春期には、歯列や顎の成長が加速します。この時期に治療を行うことで、成長に伴う歯並びや咬合の問題を矯正することができます。
- 成人(20代以降): 歯列矯正治療は、成人でも可能です。歯科医師は、成人の場合でも矯正治療を提供し、歯並びや咬合の問題を改善します。ただし、成人の場合は骨格の成長が完了しているため、一部の症例では手術が必要な場合もあります。
- 初診と評価: 最初に歯科医師に相談し、歯並びや咬合の問題を評価してもらいます。この際、歯の印象やX線などの検査が行われることがあります。
- 治療計画の立案: 歯科医師は患者の状況に基づいて治療計画を立案します。これには治療の期間や方法、装置の選択などが含まれます。
- 装置の取り付け: 一般的な矯正治療では、ブラケットと呼ばれる小さな金属やセラミック製の装置が歯に取り付けられます。また、ワイヤーやゴムバンドなどの部品が使われ、歯列を移動させるための力がかけられます。
- 定期的な調整: 治療期間中は定期的に歯科医師を訪れ、装置の調整を行います。これにより、歯の移動を管理し、治療の進行状況を確認します。
- 装置の除去: 歯列矯正治療が完了した後、装置を取り外します。一般的にはリテーナーと呼ばれる装置を着用し、歯の位置を維持します。
歯列矯正治療にはさまざまな方法や装置があります。従来の金属ブラケットやセラミックブラケット、裏側矯正(リンガル矯正)、透明なマウスピース型装置(インビザラインなど)などがあります。治療方法や装置の選択は、患者のニーズや好み、治療の目標に応じて決定されます。氷川台歯科クリニックでもお子様の歯科矯正を行なっていますのでご興味ありましたらお気軽にご連絡下さい。